ピンポジションによって狙い方が変わってくる。
右奥が一番簡単。3回に1回はバーディーが取れる。
左手前はいいセカンドショットが打てればバーディーのチャンスが出てくる。
右手前はバーディーチャンスにつけるのはかなり難しい。
グリーン手前の傾斜が凄いのがわかるだろうか。5m以上の砲台グリーンになる。
ピンが左の場合は特に正確な距離が要求される。ピンの前後5yしか落としどころが無い。
手前にショートすると50yくらい戻ってしまう。奥も傾斜があるのでキャリーで奥に行くと10y-20y奥までキックしてしまう。
最終日に多い左のピンの場合は距離感が重要だ。
グリーンが左に傾斜しているのでできればフェアウェイ右サイドから狙っていきたい。
そうすればバウンド後に傾斜でピンに寄っていくことになる。
また右サイドからの方が少しだけ落としどころが長く使えるのも大きい。5y程長くなるはずだ。
グリーンは左に行くほど細長くなっているのでピンの右5yから10yくらいのところを狙っていく。
右サイドから少しドローをかけて狙っていけると理想的だ。
残り距離は100y-130yくらいが狙いやすい。
100y-110yであればワンバウンドで5y前後跳ねてバックスピンで5y戻って左へ流れていく感じ。
残りが120y-130yくらいだと5y跳ねてその場で止まる感じになる。
いずれにしてもワンバウンド目が5y跳ねるということとグリーンの左サイドは縦の距離が15yしかないことを踏まえると狙えるのは前後10yということになる。
Charl Schwartzelの完璧なショット。ピンの10yほど右サイドにドローで着弾し、バックスピンで5yほど戻ってそのままカップへ吸い込まれていく。
ティーショットで飛ばしてグリーンに近づくとハーフショットになり逆に難しい。Tigerでもミスすることがある。
トッププロにとってはフルスウィングできる100y-130yのほうが距離を合わせやすいだろう。
いずれにせよ5yずれると難しいパーセーブが待っている。風が強い日などは非常に距離感が難しくなる。
バンカーからピンを直接狙うと手前は50y戻るし奥は難しいアプローチ。さらにこの日はフォローの風が強かったのでリスクが大きい。
ピンを狙わず右サイドのグリーンを長く使えるラインへ打ってとりあえずグリーンに乗せるというショットを選択。
ピンが右奥の時は一番簡単なピンポジションになる。
白い線のラインで狙っていくことになる。ランを使って低いランニングアプローチで寄せていける。
右手前の場合は左サイドへもっていくと少しだけ狙いやすい角度になる。
青のラインからの方が易しい。赤のラインは少し難しくなってしまう。
手前はまた戻ってきてしまうし奥も短い。基本的にはピンの左サイドを狙うのがミスしたときのダメージが少ない。
手前は戻ってしまうので絶対に避けたいと思いながら打つことになる。
結果として左奥からのバーディーパットになることが多い。このラインはめちゃくちゃ曲がるのでなかなか入れるのは難しい。